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カテゴリー別アーカイブ: Diary

桜咲く

所用で愛知県、岐阜県までを往復してきましたが、高速道路から見える各地の山々は今山桜が満開の時期を迎えその姿は美しく、世の中の状況に滅入る気持ちを少なからず晴らしてくれました。運転の最後、明石海峡大橋を渡った後に見えてくる淡路島の山々に咲く山桜も、どこよりも美しいと感じるほど辺り一面の景色を淡いピンク色に染めています。3日前の往路に見た山とは一変して短期間に一気に満開となり山桜が美しく咲き誇るその景色の移ろいを、今世の中がやはり短い時間で一気に変わりつつある状況の裏返しのようにも思え、美しいが故に桜は哀しさがつきまとう花なのか・・と。

 

いやいや、ポジティブに!今年のこの時期お花見はできなくなってしまいましたが、部屋の窓から見える桜、近くの道路沿いに咲く桜、身近なところに咲く桜、日本の誇れる花を今心穏やかに愛でたいものです。そして直近のこと、少し先のこと、事態が落ち着いた先のことに思いを巡らせたいと思います。

 

写真はわが家の若いソメイヨシノ。

スツールは知人の工場敷地内のソメイヨシノが伐られたものを材料として預かり、2年越しでちょうどこの時期に完成となりました。(#チカバノゾウキ)

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「Jino」企画展を終えて

「その土地にあるもの、その土地でできることが、その土地で心地よく暮らすための大きなヒントなのではないでしょうか。」今回の企画展のチラシに小さく添えられていた文章です。

 

チカバノゾウキと題して、ストーブの薪にするには勿体ない大きさの近所から集まった雑木を材料に、仕事と趣味の合間のようなもの作りを数年、昨年からJinoプロジェクトのメンバーと合流しました。今回は6人での発表会、予想以上に多くの方々に足を運んで頂きました。私は3日間の在廊でしたが多くの方々と話もでき、共感を得られるところも有ったと感じています。そして次の輪へと広がる流れもできました。

 

近所のどこそこで育った木からこんな身近な日用品ができる、そして一軒の建物が建ち、アート表現までできる。また何よりそこに関わった人や使う人が喜び、活き活きする。植林地から、台風での倒木、防災の観点からの山林整備、果樹園の剪定などなど、伐られる理由は様々ですが木が伐られた場所にも光が差し込み次への活力が生まれる。文章にしだすと臭くなりがちな当たり前のことなのです。しかし当たり前のことから少し距離が出来てしまった日本の各地で同時多発的にその土地に合った方法でそこに有る木材を活かす活動が進んでいます。その当たり前のことを私達も仲間になった者で話し合い進めていきたいと思います。

 

木工制作者としては、地球の裏側から届く木材を堂々と使っていける為にも、近場の雑木は常に当たり前に使って活かして行きたいと思うのです。

 

後になりましたが、会期中ご来場誠にありがとうございました。

 

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「Jino」企画展 開催中

JINO project

『立木を見上げ、木を伐り、
想像し、ものをつくり、
物語を添えて人の手に渡るのを
見届けるまでが
私たちの役割です。』

 

誰一人この作業を一人でこなせるメンバーはいません。しかし連携することで今後かたちのあるもの、ないものをも作り出せるのではないかと思います。淡路島の山、森、樹、木、木材、にまつわる活動です。良いだろうと考える向かう先は有れど、それが正解か、どうか、そこで今回メンバーそれぞれの表現を持ち寄り企画展を開き皆さんに観ていただき、感じたことを対話により聞ければと思っています。

 

22日、23日はワークショップを終日行いました、いろんな樹種、大きさの板から1枚を選んで、蜜蝋を調合したひまわり油(草地家製)を塗って板皿を作る30分も有れば仕上がる作業です。木の扱いやメンテナンスの方法を伝えようと企画したものでしたが、会場の片隅に用意した作業台では多くの皆さんが入れ替わり作業をされて、そこでは1枚の板を愛でるように仕上げていく間にその木から山や森に思いを巡らし、身近な家や庭の木のこと、木の器や出来上がった木皿に何を盛る?話、友人との昔話も、想像以上に会話の幅が広がり、素晴らしい空間と時間をみなさんと共有で来ました。
ワークショップは次回は29日(土曜日)にもう一度開催します。企画展会期は 3/5日まで。

 

IMG_2916良い空間を提供して頂いているギャラリーと今回のワークショップ講師の相棒ミッチー(林業家)にも感謝

 

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小学生から年配の方々まで参加者の年齢に偏りがありません

 

IMG_2906南野佳英さん(美術家)作品 – Island Tree – より

 

P1190533椎の木皿 Jino/atelier KIKA

 

P1190534山桃のカッティングボード Jino/atelier KIKA

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木製ボルダリング

ご自宅にボルダリング の壁面、そして壁を登るためのホールドも木製で作る、と言うご依頼でした。何度か専用の施設を訪ねてホールドにはいくつかの種類分け(ガバ・スローパー・ピンチ・ラップ・など)が有ることや逆にその造形にはこうでなくてはいけないという決まりはない事を知り制作をスタート、これはなかなか集中してのめり込めるものでした。途中からは同じ形を作らないという作り手の決め事もして一先ずホールドを50個、小さなものから中、大、特大、各種用意しました。競技用のものは絶対的な安全性から樹脂製となっているのだと考えますが、木製のホールドも形状や作りを考慮すれば安全なもので、自宅壁面に取り付けたいという場合は、木の表情が登らずとも楽しめて良いものです。

 

今回は依頼者のご家族三世代の皆様に楽しんで頂けそうで、特に子供さん達には人気の壁面となったようです。

 

楽しく、健康にも良く、もう少し小規模でもこれは広まると良いですね、自宅ボルダリング !

 

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何度も壁を登りながらホールドの取り付け。(セッター役もしました)

 

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小学生の子供さん達はお見事!

 

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壁面パネルも既成のものではなく、木目が上に伸びるように4mのオーク突板を18mm合板に貼り部屋に合うオリジナル、ボルダリング 用パネルを制作。(3×6尺板を8枚分)

 

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今回の樹種はクリ材、サクラ材、ウォールナット材、壁面に落ち着きを持たすため、樹種は3種類に留めました。形は一つ一つ違うことが登る時の楽しみにもなります。

 

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工房内のいろんな道具を駆使してホールドを作ります。

 

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一対の木の皿

「これからの夫婦二人の食事を、ゆっくりと楽しみたい。」そんな文章で始まる、制作のご依頼に応えて一対の木の皿を作りました。ご夫婦それぞれの好み、人物のタイプのようなこと、木の色の明るさ、などが明快に書かれてあったので制作はあまり迷うことなく進みました。そして形は後に飽きがこないようにシンプルなものにしましたが、少し厚みを持たせて木の質感を時折感じていただけたらと意図しています。

 

私も先に試作で作った皿で朝食を食べていますが、普通の食パンも心成しか高級な味がして、ちょっとした楽しみを教えていただいた気がします。

ちょうどこれくらいの大きさ(φ 22cm)が取れる板が乾いているはず、淡路島の木/近場の雑木で日常のものを作りたいと言う欲求にも繋がり更に楽しみも増えました。

 

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2020 始動

今年は昨日6日から、いや5日の日曜日も町内会の新年会に出かける前に少し昨年末の作業の続きからゆるりとスタートしました。

 

ここ淡路島の工房での毎年の繰り返しは新鮮味が薄れる年数(19年経過〜20年目)になって来ました、が、制作者たる者、歳相応の見た目はともかく、気持ちのフレッシュさを失うのは致命的です。新年には気持ちを整え新たな一年の始まりをしっかりと意識したいものです。

 

ご注文を頂き制作に掛かるもの、新しい方法にトライして作ってみるもの、今年も多産の年にしたいと思います。

皆様からの多様なご要望、問い合わせお待ちしています。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

A-1 Chair

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今年も皆様ありがとうございました

大晦日の夕方のこの時間、毎年一年に起こったことを振り返ってみると、今年は「この」年だったなと言う印象的な事やテーマが一つ頭に浮かぶのですが、今年はどうも「これ」とは絞れない。密度の薄い年だったと言う事ではなく、逆に追われるように次々と制作をこなした例年以上に忙しかった一年と言う印象です。忙しさの結果はデータの集積ともなるので、これを今後に活かしたいと思いますが、幾つか、んっ、あれっ、と思うデータ?もあります。課題が見つかったと言う事です。それをポジティブに捉えて来たる新しい年に向かいます。

2020年は東京オリンピックも有り、日本は大いに高揚感に包まれる時期もあるはずですが、大きく何かが変わる、価値観も変わる、起点の年となるとも感じます。

我々制作者も普遍性と時代性、そんな事も考えながら、自身の課題も合わせながら、ただただ真摯に今作るべきものを作っていきたいと思うのです。

 

今年も皆様本当にありがとうございました、良い新年をお迎えください。 2019 . 12 . 31

 

 

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Dining Room

新築のお宅にダイニングセットが納まりました。十分に時間を掛けさせて頂いて、テーブル(2m40cm×90cm)、アームチェア×2脚、アームレスチェア×4脚、を順次届けさせて頂きました。年末、年始のご家族の集まりにここが楽しい団欒の場になればと思います。テーブルの上がいつもすっきりとする様にと、ご依頼頂いたサイドワゴンが唯一間に合わず新年のお届けとなりますが、仕上がりまでもう一息、年内目一杯制作します。

 

Dining Table /ウォールナット材(天板・2枚ハギ合わせ仕様)

Chair/ ウォールナット材、張り地  kvadrat /sonar

テーブルは材種、形状、細部デザインはお打合せに依ります。

椅子張り地等も幅広い中から選択可、制作はその段階から始まります。

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2020 .1 月 年が変わってサイドワゴンもお届けできました。

テーブルの上のいろいろが片付くよう、引出しと可動棚付き。テーブルの脚横から天板の端までに収まるサイズで制作。

 

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DESIGNART 2019 出展終了しました

10月27日(日曜日)をもってcall(コール)での作品展示を終えました。今回、東京では初めての出展となりましたが、多くの来店者の方々に見て頂き、椅子は座って頂くことが出来ました。DESIGNARTのイベントを目指してお運び頂いた方、callのお店やカフェを訪ねて展示に出会った方、いずれの場合もある今回の出展は、より幅広く多くの新しい出会いの機会となったと感じます。その出会いに感謝し、ご来店頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。

 

 

スパイラル 5F  call(コール)はミナ ペルホネンが提案する心地よい暮らしのためのお店、エレベーターホールから店内、カフェ、テラス、会期中の雰囲気を少し、写真でご覧ください。

 

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木華 ・ みんなの椅子/展示用

木華・みんなの椅子は制作後6年となりますが今回は東京でまた多くの皆さんに座って頂きました。そして何かを感じて頂けたでしょうか。

 

写真は少しにしますが、ここでの皆さんとの対話はいつも良いものです。

 

義姉と甥が静岡から訪ねてくれました。

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友人から友人、その友人、知人、どこまでも繋がる気がします。

さっき出会ったその人のその先も。

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北島庸行 at call / 会期中

DESIGNART/デザイナートの会期も中盤に差し掛かってきましたが、私は淡路島に戻り、工房ではオーダーを頂いているダイニングテーブルの制作を急いでいます。

 

今回の展示は今年出来た新作の椅子、定番にしている椅子、以前に作った大きな椅子、お客様のお宅から借り出したテーブルなど。

どれも今見て頂きたいもの、今まで全力で取り組んだもの、そして今後の布石となる制作なのです。

 

会期中どっぷりと会場に居て皆さんにそれぞれのものをプレゼンテーションしたり、新たな出会いを楽しみにしたいところですが、制作の進行とも両立しなければいけません。

ただcall(コール)お店スタッフの方々は熱心に私の制作への理解を深めて頂いているので、とても丁寧に案内して頂けます。私が在廊して居ない間もお時間のある方は是非お運びください。

 

次回在廊は10月26日(土曜日)、27日(日曜日、最終日)

 

以下の媒体に掲載されていますので案内としてご覧ください。

 

▶︎ 表参道&原宿のWEBメディア/OMOHARAREAL

 

▶︎ CASA  BRUTUS    WEB版

 

▶︎ DESIGNART  公式サイト/展示作品一覧 ⇨ 表参道 ⇨ サムネイル

 

 

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