DIARY

新しい家具を追加/cenci at Kyoto

2017-05-25

2014年の年末にオープンした京都のイタリアンレストラン「cenci」チェンチさんに先月新しい家具を届けました。レストルームへ向かう通路への視線を遮る事が第一の目的でしたが、家具として作る、それならばという事でスタッフの方々が機能的に考えた収納も加えてほぼウォールナットの無垢材で構成した重厚なものとなりました。最後に付け加えた天板上の鍛鉄ころび止めバーも店内の雰囲気とよく馴染んでいます、鉄部制作は入口扉の取手同様「洋鍛冶 長命佳孝」。そしてお店が連休中だった今週の初めにはカウンターやテーブルのメンテンスに伺い誰もいない店内で一日静かに作業、合間に店内をひと回りしてみると改めて各席や各部屋から見る内装の表情は様々で味の有る空間だと感じます。何より料理、そして空間、きめ細やかなスタッフの方々の評判が相俟って増々人気のお店になられています。ミュージカルでも始まりそうな舞台を連想させる店内、不思議な高低差があり中庭もあり、オープン当初は食事に行かれる方の感動を奪わない様に写真の掲載は控えていましたが、そろそろ、今回は木部を中心にご紹介!

 

新たに加わった家具・ワイングラスやカトラリーを収納、衝立の役目も果たしますP1140481

背面は「裏」ではなく、こちらが客席側でウォールナットの無垢板を見せる使い方、両面「表」です

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扉の取手もオリジナル木製(ウォールナット×黒檀のコンビ)

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道路からステップを降りて入口扉

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※プレオープン時の写真

上/エントランスのレンガ積みは京都 岡崎にある「ねじりまんぽ」を再現

現在はワインセラーが充実、待ち合い椅子が置かれ素敵な照明が付いています

下/厨房前のカウンター席、ウォールナットの厚板で4名様用

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中央フロア席、現在は照明器具が変わり、中央御柱の上部には鉄製のアーチが広がります

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下/現在の御柱上部には鉄製アーチが付いています、やはり木と鉄がいい調和

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個室のテーブルはウォールナットの板をブックマッチ、椅子の座面には馬のヌメ革を使用

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上/定休日用立て札/CHIUSO イタリア語です

下/コート、手荷物預かり用番号札、席数分有ります/(共にウォールナット×黒檀のコンビ)

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