DIARY, INFORMATION

「Jino」企画展 開催中

2020-02-25

JINO project

『立木を見上げ、木を伐り、 想像し、ものをつくり、 物語を添えて人の手に渡るのを 見届けるまでが 私たちの役割です。』

  誰一人この作業を一人でこなせるメンバーはいません。しかし連携することで今後かたちのあるもの、ないものをも作り出せるのではないかと思います。淡路島の山、森、樹、木、木材、にまつわる活動です。良いだろうと考える向かう先は有れど、それが正解か、どうか、そこで今回メンバーそれぞれの表現を持ち寄り企画展を開き皆さんに観ていただき、感じたことを対話により聞ければと思っています。   22日、23日はワークショップを終日行いました、いろんな樹種、大きさの板から1枚を選んで、蜜蝋を調合したひまわり油(草地家製)を塗って板皿を作る30分も有れば仕上がる作業です。木の扱いやメンテナンスの方法を伝えようと企画したものでしたが、会場の片隅に用意した作業台では多くの皆さんが入れ替わり作業をされて、そこでは1枚の板を愛でるように仕上げていく間にその木から山や森に思いを巡らし、身近な家や庭の木のこと、木の器や出来上がった木皿に何を盛る?話、友人との昔話も、想像以上に会話の幅が広がり、素晴らしい空間と時間をみなさんと共有で来ました。 ワークショップは次回は29日(土曜日)にもう一度開催します。企画展会期は 3/5日まで。  

IMG_2916良い空間を提供して頂いているギャラリーと今回のワークショップ講師の相棒ミッチー(林業家)にも感謝

  87164986_2793446060714679_6270184835164143616_o 小学生から年配の方々まで参加者の年齢に偏りがありません  

IMG_2906南野佳英さん(美術家)作品 – Island Tree – より

 

P1190533椎の木皿 Jino/atelier KIKA

 

P1190534山桃のカッティングボード Jino/atelier KIKA