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『樹の一脚展』人の営みと森の再生 今日2/5日から

北海道から西は兵庫県の木工家31組(30工房)が椅子を持ち寄り東京で企画展を開催します。
地域材に目を向け、それを使って行く、それ以前にどの様な性質でどの様に扱えるのか試してみる、31組のそれぞれの視点で制作した椅子が一堂に並びます。

 

地域材とは、私の視点。
言うまでもなく、身近な山、森の樹が木材になったものです。私の場合なら兵庫県産の材くらいを地域材と言ってもいいかも知れません。しかし今は住んでいる地域のまさに日々目にしている樹が材料になる事に関心を持っています。淡路島に住み20年になりましたが、これは裏山の樹の成長も認識できる年月です。家との距離があった樹が屋根に被さる様になったので伐りました。その木味の力強さに惹かれスツールや器を作りました。そんな事をきっかけに地域の山、森、樹に目を向けると、少々里山の樹は過密になっていると感じます。データ数字で確認した事ではなく、先ずは感覚的なところから私はそれを捉えました。薪炭材の利用の場としての裏山から人々が離れる頃から、ちょっとした生活用具を作る材料としての樹々(また竹や他の植物も)とも人々は少しづつ距離を取ってしまったようです。地域の里山は今、もの作りの視点からは豊富に材料があると見受けられます。立派な家具が作れるとは言いません、しかし楽しみ、喜びながら、小さな感動を得ながらものを作れる材料に溢れていると思います。ただし過ぎたるは及ばざるが如しなので程良くなる量をわきまえ、長く地域材と付き合っていきたいと私は考えています。そして作った物はその用途からだけではなく、私たち制作者が樹々から得る小さな感動も同時に伝わり、人と自然の距離を少し近付けるのに役立つ事も願っています。

 

所変われば、また人が変われば状況や考え方も違うものです。一言で地域材と言ってもその扱いや取り組みは千差万別、今回の展示は椅子を観て頂くものですがその奥にある、それぞれの制作者の考えや視点にも着目して頂くとより深く椅子の森に入って頂けるのではないでしょうか。最後に、今回の実行委員会ではこの企画展は木工家がそれぞれの拠点の地域材に目を向けて取り組み始める『決意表明』の場であると位置付けています。

 

3月31日までのロングランです、状況をみながらではありますがぜひ会場にお運びください。

会場 /ギャラリーエークワッド(入場無料)東京都江東区新砂1-1-1竹中工務店東京本店1F

開館 /10:00~18:00  土曜・最終日17:00まで

休館日 /日・祝

 

 

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