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ご来場誠に有難うございました

2021-10-06

座る・くらべる一脚展+(プラス)2021は10月3日をもって会期を終了しました。

今年もコロナ禍での開催となりましたが終盤10月からは緊急事態宣言も解除され、また秋の好天にも恵まれ会期を盛況のうちに終えることができました。多くのご来場有難うございました。

 

〜六甲の樹から生まれるかたち〜

今年は東京での「樹の一脚展」の巡回展として展示した13脚の椅子も、新作「六甲山スツール」11脚も全てこの会場 竹中大工道具館の近くから見渡せる六甲山で、何らかの理由があり伐採された各種の木が材料となり制作されたものでした。一脚展のメンバー10数人がこの自分達の身近にある山、自然の資源に目を向け六甲山材の企画を始めて3年目に入ります、更には個人邸で伐採される庭木や、またメンバーが活動する兵庫県全体の山の樹にも目を向ければ身近な木材資源は沢山あるはずです。私達は制作者としてこの「地域材」とどの様に上手く関わっていけばよいのか、今後も皆で議論も深めながら発信を続けていければと考えています。