DIARY, BLOG, WOOD
神戸市では新産業団地の整備にて発生した木材の有効活用と「神戸市産材」の流通を目的に、素材[丸太]の売却を実施しております。・・・という書き出しで神戸市都市局産業団地整備課が今年3回に渡り丸太の販売を行っていました。
第2回、第3回と入札に参加し、前回は落札できずでしたが今回は4物件(丸太計8本)落札しました。
第2回目は390本、第3回目は370本、第1回目も同じ規模とすると合計で1,100〜1,200本の丸太を神戸市が販売したという事になります。これは都市型の行政の事業としては興味深いものに思います。
落札者の名簿を見ると大半は株式会社〇〇と大手の会社が数量をまとめて購入しており、1物件の本数を多く設定していることからも個人の制作者の購入は見受けられませんでした。
材質、材種の事からもチップ加工や薪製造販売の会社が多いようですが、材木店、そして大手の(比較的有名な)家具メーカーも数量多く購入しており、材木を取り巻く状況や又時代を感じる事ができます。
アトリエKIKAが落札した丸太はコナラ とヤマザクラ、写真からも分かるように決して良いものとは言えませんが、このようにして出てくる材から何が出来るか一つのトライと考えています。
早速いつもの製材所(山中商店さん)で製材し倉庫で仕分け〜桟積み、今年の猛暑が身体にこたえます。