INFORMATION

搬入完了、明日(6/2日)からです。

2015-06-01
実行委員会の方々の設営作業も夕方には落ち着き、一脚展+(プラス)は明日からいよいよ始まります。一脚展の出品規格は開催日より過去一年以内に作られた新作との事。さて早々にネタばらしをしますが、私の出展は『Cozy 3 armchair』。昨年後半、京都の「cenci」さんのオープンに照準を定めサイズや細部の作りの決定を急いだ椅子で、竹中大工道具館のホールに一脚、やはり京都の「Obase」さんにワンアーム仕様、淡路島の「南海荘」さんには細部や座面の仕様違いのものなど、それぞれの場所に合うように少しずつ変化を持たせながら半年間程作り作り続けていますが、まだまだ出来たての新作と言えます。今回はフレームの材種をウォールナットから明るい色の山桜に変え、座面にはミナ・ペルホネンの生地を張って展示会仕様の少し華やかなCozyを持ち込みました。更に今年から+(プラス)の出展者各自の展示ブースがあり、ここへは一昨年作った栗材の大きな椅子『木華2013』を再び展示します。こちらは制作年を名前に入れているように、その時の力量で精一杯作ったもの、その後何も手を加えていませんが2年の年月が経った成りの色艶が増しています。しかしこちらもある意味まだまだ新作、この会期中に100年、200年と大切にして頂けるオーナーと巡り会う為のお見合いの場となるよう楽しみにしています。どちらの椅子も既に座り心地をご存知の方も、初めての方も会期中に又ゆっくりと座りに会場へお越し下さい。他13名の方々の力作と共にお待ちしています。   一脚展会場