今年も皆様ありがとうございました
サイドテーブル / 石田邸

神戸市 2020 , 12
カウチソファーの横で日々使うサイドテーブル、形はこのリビング空間に合わせたオリジナル。
W.280 × D.480 × H.600 ウォールナット材 / オイル塗装仕上げ(天板・セラミック塗装+)



茶箱 / cenci

京都市左京区 2020 , 12
食事に合わせたティーペアリングの茶葉を収納する茶箱。
外側はオーク材(ブラック)内側は栗材、セラミック塗装仕上げ




こちらはシャーレ1個用、2個用、3個用のトレイ

倉庫整理
ギリギリφ1.200を確保
これはオイルではなく水に濡らして仕上がった時の色味、表情を確認
入り皮を取り除いて離れた部分を千切りで繋ぐ
現状無塗装です
植生調査 = 資源量調査
成相寺の「天然記念物・イブキの樹」の下に集まる。
吉備国際大学 農学部の学生さん達の協力で計測作業ははかどりました!
10m × 10m(1アール) 内の木の計測(胸高径と樹高)を6箇所とり、伐採計画地内の植生を把握する。
それを資源と捉えると植生調査 = 資源量調査。
立木を見ての樹種同定は相変わらず難しいが、少しづつ⤴︎。
樹の話になると最近話題に出るのは「ナラ枯れ」。淡路島は明石海峡を渡って入り現在は南あわじでも多数確認出来る。
コナラ、カシ類に入る、「カシノナガキクイムシ」が開けた穴を確認できる木(ここではコナラ)は思いの外多い。少なくとも入った木の2割くらいは枯れるそうだ。
「鹿は芸術家」という見方はどうだろうか。この山では日中でも鹿を確認できる。
自然に近づいてみる
地面から30~40センチ立ち上がった幼木、山歩きの途中足元に生える数ある植物の中からこの葉を見つけて「榎/エノキ」と同定出来るまでにはまだまだ目を慣らす必要がありそうだ。
JINOのメンバーで美術家のNさんの発案で月に一度、森づくりと題し山を歩く、様々な職種の人が集まるのでそれぞれの視点がありこの活動の着地点は動きながら探るという事になるが、草木の名前や性質、小さな生物の生態を少しづつでも学びながら自然に歩み寄り近ずくことは誰にとっても良いのだろうと思える。
山には当然多くの生物がひしめき合って共存したり生存競争したりしながら生きているはずだが、日々、季節ごと、毎年、或いは隔年、繰り返す営みは坦々としながらも知的だ、そんな切り口で書き出すと長くなりそうなので、山に入るとそう感じるという事だけにして、
毎回樹々や草花の名前を教えて頂き、小さな生物の生態を分かりやすく説明してくださるI氏から得る知識、時には実用的な豆知識もしっかり記憶して又次に自分の周辺に伝えていくだけでもこれは森づくりだと言える。些細なことを知るだけでもそこへの関心は高まり、沢山の入り口がある事に気付くのです。

榎の幼木

榎の葉。榎は淡路島ではよく見かける木、比較的大きくなる木だ

アラカシの葉

小マユミ

瀬戸内マイマイ(アワジマイマイ)

池に群生するヒメガマ

スツールの座編みに使えないかとヒメガマの葉を採取、遊びの範疇以上に考えていること

ぬめりを水洗いしてしばらく乾かす、楽しみながら実用品も
ご来場誠に有難うございました
昨日9月22日をもって座る・くらべる一脚展+(プラス)2020は会期を終了しました。
今年はコロナ禍での開催となり展覧会準備期間も会期中も出店者一同心配事は多くありましたが、2週間の会期を盛況のうちに終えることができました。多くのご来場有難うございました。
『風の椅子』・今年の出品作は椅子の形として見える姿や機能的な座り心地と使い易さなどを追求して作ったと言うよりも、皆さまの心(感性)に届くもの作りと捉えて望んだつもりでしたが思いの外その姿や座り心地がいいと言う評価も会場で多く頂きました。椅子なのでそれは勿論嬉しい評価です。そしてこれも結果を求めませんが、多くの方々に何かそれぞれの感性で感じて頂けた事があれば幸いです。
先日投稿したYouTubeでの制作風景動画も引き続きご覧ください。
そして当面はアトリエKIKAに『風の椅子』はありますので実物に触れに淡路島へお越しください。良いところに置かれる、使われる、嫁ぎ先を募集しています。
※ 価格についてはお問い合わせください、制作に掛けた労力、時間などから設定価格はありますが良き理解者のもとに旅立つことを望みますので相談の上と考えております。



風の椅子 / Chair- Blowin’ in the Wind
樹が育った「動の時間」
椅子になった「静の時間」
その途中の束の間
その「束の間」を記録した映像です。
「風の椅子」は一脚展+2020(新神戸・竹中大工道具館)で9月22日まで展示中。
会期は22日(火曜日)まで、是非会場へお越しください。
21日、22日は在廊しています。
制作風景:約10分/ + atelier KIKA 紹介:約5分 長いですが秋の夜長に。
※ できれば大きな画面で音の出せる環境でご覧ください。
一脚展/開館時間のご案内(※ご注意)
竹中大工道具館での一脚展は中盤に差し掛かりました。開館時間は少し変則となっているのでご案内します。
<午前> 9:30 〜 12:00(入館は11:30まで)
<午後>13:00〜16:00(入管は15:30まで)
※ 昼の1時間、館内の消毒の為の閉館時間がありますのでご注意ください。
※ また一脚展会場が一時的に来館者が増えて過密になった場合、少し入場をお待ち頂く場合があります。コロナ感染予防対策を万全にとの考えからですので何卒ご了承ください。
会場に設置したそれぞれ制作者の映像は好評のようです、私の椅子制作中を撮った映像は出店者の中で一番長いそうですが・・お時間許す限りゆっくりとご覧ください。もちろん実物の椅子も例年になく多く並んでいますのでそれぞれを味わっていただければ幸いです。
明日13日(日曜日)は在廊しています。

一脚展+プラス2020 開催のお知らせ
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