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2018年 始動

新年明けましておめでとうございます。今日5日から工房、お店を開けアトリエKIKAはスタートします。今年は直球も変化球も・・・従来通りの事も、また新しい取り組みも織り交ぜながら木工製作に邁進したい所存です。そして多くの皆様との出会いを何より楽しみにしております。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

1月3日、静岡県日本平から富士山を望む、思わず跳びたくなる息子、気持ちの高ぶりを大切にしたい!IMG_0883

 

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今年も皆様ありがとうございました

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今年はどういう年だったか、大晦日にはどうしても振り返るものですが、印象に残っている事は「野球」、このページではほぼ仕事にまつわる事を記事にしてきましたが今年最後は6年生の次男が先日卒部した少年野球の事を。今は私達の年代が少年野球をしていた頃と大きく違い保護者がチームに関わる割合がかなり大きく、母親達は日々マネージャーのような仕事から公式戦では場内アナウンスなども、父親達も試合のグランド作りから審判まで、仕事は他にも多々あり子供達が出来るだけ良い環境でスポーツに専念できるようにしてあげます。最終年の6年生の親が保護者会の中心になるのですが今年は私もどっぷりと週末は参加、夏には高知県遠征まで試合ごとに各地へ帯同しました。その中で我が子のみならずチーム全員の子供達の大きな成長を目の当たりにできた事が何より嬉しく思えた事、なのです。一昨年新チーム結成の頃はまだまだ纏まりも無く、士気もばらばら、試合では大事なところで粘れない、しかし春を過ぎた辺りで大きな大会を一つ獲るとチームがぐっと結束し始めたのを感じました、しかし良い思いの後にはまた足並みがそろわなかったり、それでも関わる大人達(指導者、保護者)は時には厳しくすれど基本的には伸び伸びと野球をさせてあげようとという思いを共有できたように振り返ります。そうすると子供達は自然と自分達でまた考え、助け合い、補い合い、修正し、纏まりのあるチームへと成長する。少年野球で強いのは元気で楽しそうでそれぞれの個性を本当に活かせるチームワークの良いチームです、そう実感しました。そしてこのチームは年間で優勝5回、準優勝5回と大小の大会で素晴らしい快進撃の良い結果を残したのです。中でも地元に所縁のある阿久悠杯第10回瀬戸内少年野球大会の優勝、第50回兵庫県夏季選手権県大会の準優勝は大したもの、そして皆が獲りたい獲りたい、獲るんだと臨んだシーズン最後の全淡大会で決勝戦延長11回の末勝ちとった優勝、最後にマウンドに集まった子供達は最高の笑顔と涙を見せてくれました。(大人達もまたスタンドで・・)写真の記念バットは自分達で本当に良いチームを作り上げた6年生11人それぞれに卒部の日サプライズでプレゼントしてみました、物ではないのだけどこの経験を一生心に刻んでおいてもらいたいと。

 

今年も皆さま本当にありがとうございました、良い新年をお迎え下さい。

 

第41回全淡少年野球大会、決勝戦のスコアボード、大会本部も全淡球史に残る名試合と絶賛(洲本市民球場)

鮎原ガッツファイターズ 初優勝!

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スツール/stool

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身近な木(材木として流通しているものでなく)でスツール/stool 。これもなべ敷き同様、有る材に合わせて木取り座面の大きさ、脚の太さを決めて、同じものは多く作れませんが、日本中どこにでも木は育っているのだから近くで手に入った材で物を作るということは自然なこと。このスツールを組み立てていて何らか気持ちがスッキリしたものです。モノクロ写真中央上から時計回りに、クヌギ→山桃→クヌギ→ウバメガシ→山桜→山桃、虫食いがあったりワレがあったり、上等とは言い難いけれど個性は抜群、どれも近くの土地から集まったものです。当面たくさんの材を集められる訳ではないので多く作ろうという欲は持たず、従来の注文に応じて様々なものを作るという姿勢の中に仕事の幅の一つとして続ける取り組みとなりそうです。ですから勿論これらは商品。またこんな木を倒したのだけど、これで何かを・・という依頼も樹から木材になるまで気長にお互いお付き合いできるならあるのかも知れません。ただこの取り組みは欲張らず少しづつ。

 

 

 

「裏庭のクヌギ」家の屋根に枝がかぶさってきた木を伐採したものから

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「近所の山桃」知人がこれ要らん?とトラックから降ろしてくれた丸太から、いい色です。
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左「ウバメガシ」やはり裏庭で伐採、重く堅い木ですが使いよう。

右「諭鶴羽の山桜」台風で倒れた木を頂いて、赤身と白太のコントラストが綺麗。
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脚部は材料がギリギリの長さでも何とかなるように鉄部に協力してもらう事に、これなら木の長さが35cm〜40cm位あればスツールの高さになる。鉄三脚の製作は以前からのご縁で徳島の(有)川口鉄工所の川口さん、角度はOK!今日は打ち合わせでした。

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なべ敷き

直径約14cm〜約16cmの円盤を沢山作ってみました。土鍋、ホーロー鍋、やかん、コーヒーサーバー、穴の空いていないものは机の上で文具でも、使う人の発想で自由に と思います。淡路島の人しかぴんと来ないだろう地名も付けて「鮎原の山桃」、「慶野松原の肥松」、「諭鶴羽の山桜」、「賀集の古材欅」、樹種はひとまず4種類。

 

 

材料がある時、ある限りの製作です、また他の樹種も見つけて作る楽しみもあり、つづく(工房で販売)

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古材欅、山桜

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山桃(濃淡)

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肥松

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年末です、が新しいこと

板にして数年置いたもの、一年ほど置いたもの、丸太のまま放置したもの、最近切ったもの、淡路島内で育った木を実験材料に又実用に使いたいと少しづつ集めてみたものを年末だからという訳ではないのですが、この十二月は整理したいと思い少し移動したり、乾いて使えそうな物は加工し始めたりしてみました。結果、材を小割りするので余計に片づかない事になっている。それでも面白い発見があったり、分からないこともあり、はっきりとこの樹種のこのグレードの物として購入してくる木材とは違った味わいを見つける事ができるものです。今回ヤマモモの木を削って見ると色味がはっきりと二種類(三枚目の写真)に分かれ、紫がかった色の濃いものと、やや赤味は入るけど乳白に近いものとがありました。片方は屋外、もう一方は屋内で乾かしていたのでその違い?と考えましたが、家の周辺にあるヤマモモの木は実が成るものと成らないものがあることを思い出して、雌株と雄株の違いかと、濃い方の板の色はあの熟すと濃い赤紫色になる実の色素をまさに感じるのでそうだろうと思い込んでいますが、実の成る木を狙い撃ちして板にしてみないと定かではありません。まだ樹種のわからない木も有ります(四枚目写真)木口が黒い(茶褐色)木、やはり家の近くで生えていた木ですが道路拡張工事ですでに伐採されていたものを引き取ったので立木姿や葉の形もわかりません、樹種名わかる方おられたら是非教えてください。

 

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数十メートル先の工事現場からIMG_0745

ヤマモモの濃淡P1150188

この木何の木?IMG_0760

建物の古材ケヤキ、上等IMG_0776

今年始めた旋盤で材いろいろ挽くIMG_0780

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椅子 ”木華” 2013/YouTube Ⅲ

シンプルに「木はいいなー」ということが伝わるか。4年前にこの大きな椅子を作った時のテーマです。厚い大きな材を削って削って、木に包まれるように多くの人に座ってもらおう。今回はその制作過程、そして実際に座ってもらった方々に一言いただいた時の記録です。また引き続き多くの人に触れて座っていただける場は無いかと嫁ぎ先を探しています。良い巡り会いの為のPV(プロモーションビデオ)でもあります。3分11秒、少し長いですが是非最後までどうぞ。

 

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片身替わりの椅子/淡路島の山桜

「かたみがわり」20代の頃骨董屋に教えられた言葉です、周囲を二面に分けて片側づつ全く違った雰囲気の綺麗な絵付けをしている猪口を見ていると、これはそういう技法なのだと。大胆さが気に入ってその時に買ったものは今も大切に持っています。さて今年の初めにこのページにも書いた南あわじ市の諭鶴羽山系の山で倒れていた山桜で椅子を作ってみました。綺麗な赤身で仕上げてみようと始めたものの如何せん径が無いのでなかなか部材が取り出せない、そこで仕上がりの考えを変えて片側から見ると白太、逆の片側から見ると赤身、という「片身替わりの椅子」となりました。きっちりとした工作で作りましたが木の乾燥はまだ少し甘め、後で少し暴れてくるくらいが良い味が出るかもしれません。一脚限り。

 

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coat hanger/YouTube Ⅱ

《coat hanger》 のスライドショー、編集、更新しました。
前回のものは削除し入れ替えています、編集不慣れで失礼いたしました。2分42秒ご視聴下さい。
 
追記:(編集者/北島潤子)
スライドショーの2作目 coat hanger
スライドショーを作ることにした理由の1つは、製作課程の一場面一場面の造形が面白く、その複雑で手間のかかる作業を見ていただく事でより、完成品の味わいも深くなるのではと思ったからです。
このBGMに使った曲は、「小さな村の物語 イタリア」と言う番組で使われたOrnella Vanoniの「L’ Appuntmento」
と言う曲です。どこか切なくて、でも温もりを感じる美しい曲です。番組では、小さなイタリアの村で、「豊かに暮らす、美しく暮らす」とは、どういう事なのかを描いています。私達も常に忘れてはいけないテーマがそこにあります。心豊かにそして穏やかに製作に向き合う姿勢と重なり、選曲しました。

 

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coffee table/YouTube

「木の塊の中に在るものを削り出す」という作業は木工製作において何よりの醍醐味だと感じます。前の記事で書いた小さなバットを削り出す作業も同じことですが、その塊が大きいほど完成までの工程を探りながら進む作業には時間が掛かり、又どこでその削る作業を終わりにして完成とするかの見極めも難しい。しかしここは製作者として楽しませてもらわなければ良い仕上がりも望めないというものです。
京都N邸に納めたコーヒーテーブルの製作工程をスライドショーにしました、その編集、選曲を妻におまかせで託して選ばれたのがフレッド・アステアの「Puttin’ On the Ritz」、いいねで決定です。私はこの曲80年代のTacoバージョンが強烈に印象に残ってしまっていましたが、アステア バージョンは映画「踊るリッツの夜」の頃の雰囲気が本当にかっこよく伝わってきていい。お洒落で楽しく、そして画像を探して見てみるとタップダンスを踊りながら歌っている姿が何とも軽快で素晴らしく粋です。話が曲の方にそれてしまいそうですが製作者の中ではスライドと曲がマッチしました、先ずはYouTubeご覧ください。工房で製作している時間には楽しい曲、時にはダイナミックな曲、お気に入りが頭の中に流れているとその結果良しです。

 

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From father

 

「折れたバットが沢山あるから、その割れのない使えるところで小さなバットを作ってもらうことはできますか」と訪ねてこられた方がいて、話を聞いてみると少年野球から始めて社会人野球までしていた息子さんが近々ご結婚されるそうで、それらを記念に長く残して置けるサイズにして渡してあげたいとのことだった。そんな依頼はもちろん初めてではあるけれど、私の息子も今少年野球に夢中で、その息子さんは所属しているチームの先輩にあたるとの事も聞いては引き受けないわけにはいかない。作業は思いの外面白いものだったが、丸い断面のバットからしかも割れた部分は避けて何本かの木取りをしようとするとそれ程太いものは取れない、良くヒビの行き先を確認して切って、割って約30センチの材料が取れ、旋盤で削ってこの二本、思い出をバットの中から抜き取った(大げさ?)という感覚も少し湧き、こんなお手伝いの方法もあるのかと・・。お父さんが白木の上に何か言葉を書いたのか、そのままなのか、またどんなタイミングで息子さんに渡されたのか、この先は詳しく聞かなかったけれど、長く一つのことを続けてこられてこれから新たな人生を踏み出す時に、父親との思い出の詰まった何よりの良い贈り物になったのではと想像します。またそう祈ります。

 

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