日々の穏やかな食卓
友人とくつろぐ楽しいひと時
レストランで美味しい料理を前に
書斎机で一人沈思黙考
ゆったりと心地よく、テーブル、デスクに向かい座る為に
樹種/仕上げ オーク(ブラックオーク)/ オイルフィニッシュ
ウォールナット / オイルフィニッシ
座・背クッション / 布張り
別仕様注文承ります
サイズ w 665 . d 590 . h870 (sh 440 ) 背/A ・Bタイプ共
10月27日(日曜日)をもってcall(コール)での作品展示を終えました。今回、東京では初めての出展となりましたが、多くの来店者の方々に見て頂き、椅子は座って頂くことが出来ました。DESIGNARTのイベントを目指してお運び頂いた方、callのお店やカフェを訪ねて展示に出会った方、いずれの場合もある今回の出展は、より幅広く多くの新しい出会いの機会となったと感じます。その出会いに感謝し、ご来店頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。
スパイラル 5F call(コール)はミナ ペルホネンが提案する心地よい暮らしのためのお店、エレベーターホールから店内、カフェ、テラス、会期中の雰囲気を少し、写真でご覧ください。
木華・みんなの椅子は制作後6年となりますが今回は東京でまた多くの皆さんに座って頂きました。そして何かを感じて頂けたでしょうか。
写真は少しにしますが、ここでの皆さんとの対話はいつも良いものです。
義姉と甥が静岡から訪ねてくれました。
友人から友人、その友人、知人、どこまでも繋がる気がします。
さっき出会ったその人のその先も。
DESIGNART/デザイナートの会期も中盤に差し掛かってきましたが、私は淡路島に戻り、工房ではオーダーを頂いているダイニングテーブルの制作を急いでいます。
今回の展示は今年出来た新作の椅子、定番にしている椅子、以前に作った大きな椅子、お客様のお宅から借り出したテーブルなど。
どれも今見て頂きたいもの、今まで全力で取り組んだもの、そして今後の布石となる制作なのです。
会期中どっぷりと会場に居て皆さんにそれぞれのものをプレゼンテーションしたり、新たな出会いを楽しみにしたいところですが、制作の進行とも両立しなければいけません。
ただcall(コール)お店スタッフの方々は熱心に私の制作への理解を深めて頂いているので、とても丁寧に案内して頂けます。私が在廊して居ない間もお時間のある方は是非お運びください。
次回在廊は10月26日(土曜日)、27日(日曜日、最終日)
以下の媒体に掲載されていますので案内としてご覧ください。
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表参道&原宿のWEBメディア/OMOHARAREAL
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CASA BRUTUS WEB版
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DESIGNART 公式サイト/展示作品一覧 ⇨ 表参道 ⇨ サムネイル
今週末10月18日からの会期が近づいてきました。DESIGNART/デザイナートのブックやマップも用意されて、オフィシャルサイトも今日アップされました。27日までの10日間をとても楽しみにしています。
オフィシャルサイト・告知ページをご覧ください。/
日本語 –
ENGLISH
在廊日/10月18日(金曜日)19日(土曜日)・26日(土曜日)27日(日曜日)
minä perhonen が提案する心地よい暮らしのための店「call」にてお待ちしています。
DESIGNART TOKYO 2019 ウェブサイトtopページ
お届けの直後、ご主人がこれが入れたかったのだとワイングラスを早速棚に並べてくれました。「まだまだ入るな」とコレクションのこれからを楽しみにされている様子です。グラスの大きさやサービスする天板の高さを打ち合わせして作った、ワインを楽しむためのリビングボード、ご夫婦の思いを形にしました。最初はダイニングテーブルと椅子、後ほど椅子を二脚追加され、そして今回この収納をオーダーして頂きました。家具が増えていくのですが、今回のリビングボードも「もとからここに有ったよう」との感想を奥様がつぶやかれて、制作者は喜び安心しました。インパクトを与える制作も時には必要ですが、今回はまさにこの部屋に馴染むものを意図して作ったのです。
3年ほど前から使って頂いている椅子は木部も革も良い艶になっていました。
10月18日〜27日 − 東京の街全体がミュージアムになるデザイン&アートフェスティバル、DESIGNART/デザイナートに出展します。
atelierKIKA 北島庸行は minä perhonen の南青山スパイラルのお店
call にて展示をする運びとなりました。
本日告知をして頂きましたので、本人の案内に先立ってこちらをご覧ください。
ミナ ペルホネンHP/
https://www.mina-perhonen.jp/news/201910/04_1/
call インスタグラム/
https://www.instagram.com/p/B3LyPJLpVN0/
一昨日9月16日をもって座る・くらべる一脚展+(プラス)2019は終了しました。今年も多くの来場者に私達の展示を観ていただく事ができ嬉しく思います。ご来場ありがとうございました。
一脚展というのはある意味変わった展示会です。普段から椅子や家具、木工製品を作って生業としているメンバーが集まり展示会を企画し開催しているにも関わらず、会場には価格表示がありません、商品である椅子に惜しみなく座っ頂き、何度も座って、比べていただくことを目的としています。それは一年に一回会場に足を運んでいただいた皆さんに生の声で意見を聞く場と考えているからです。私は更に、一年に一回でも数年に一回でもと、来て頂けそうな知人友人に案内を出して、椅子の評価だけでは無く、互いの仕事の話、近況報告までできれば尚良いと考えています。それは旧交を温めるだけに留まらず、ふと違う世界が見えたり、制作に思いがけない切っ掛けを与えてくれたりするものなのです。来て頂いた人には逆に日常とは違う世界を垣間見て少しでも何かを感じてもらえればそれがささやかなお土産かなと、勝手ながら納得しています。最終日には多くの知人が会場に足を運んでくれました、また初対面の方とも、一日中話し続けて、夜帰宅した時には声がかすれていました。多くのエネルギーを頂き感謝、お礼申し上げます。
最終日には胸のブローチ(
村上千洋子さん、
茂樹さん作)とダブル北島でみなさんを迎えました・・。
今年も一脚展 +(プラス)に参加し新作椅子を出品しています。このページからの告知をすっかり失念してしまっていたので、会期は16日(月曜日)まで残り2日となってしまいましたがお知らせします。会場は昨年同様、新神戸の
竹中大工道具館(9:30 ~ 16:30、入場は16:00まで)15人のメンバーの新作椅子に加えて、今年はプラス企画で「六甲山の樹 × 木工家」と題した地元六甲山の木材を使った雑木プロダクトに一脚展全体で取り組んだ展示があります。季節が良くなってきたこの連休の後半、是非会場にお越しください。私は16日の最終日一日中在廊しています。
(16日、14時からギャラリートークがあり出品者がそれぞれの椅子を解説します)
「こひのぼり」はもちろん屋根より高い鯉のぼりのこと。自身の子供が5月5日に生まれた事にちなんで初めて開業するゲストハウスの名前をそう決めたそうです。そして先日まさにその日に正式オープン(お知らせが遅くなりました)。1枚目の写真左がオープニングセレモニーを前に期待と緊張の表情のオーナー岡田祐一郎さん。振り返ると1年前のゴールデンウィークに知人に連れられ淡路島のうちの工房へ初めて来られ、開業に向けての想いを熱く語って、その日まで何も予定していなかったのに、家具はお願いします!と帰って行かれたのです。その後も会う度に想いが膨らんでいる事が感じられ、そして昨年末から段階的に制作を開始する事になりました。家具制作のテーマはプリミティブ、その解釈は人によってさまざまですが、そんな言葉が一つあった事が計画をブレずに進めるのに良かったかなと感じます。
カウンターの写真はトリミングしてあえて短くしてますが(笑)実際は4m以上あります。カウンタースツールが少ないんじゃない?そう、若きオーナー、計画の終盤は予算の調整から家具を全て頼めないと正直に伝えて頂き、予定の半分5脚を先ずは制作。予算を捻出できたらまた頼みます、と。椅子が無きゃお客さんにスタンディングで飲んでもらおう、そんな柔軟さもいいですが、とりあえずオープンに間に合わす為 Iケア・・で10脚揃えて来るので今回はここまでで、と言わない硬派なところも又いいです。
2階がドミトリー形式の宿泊施設、1階は飲放題のビールが売りの飲食店(今のところ食の方は持ち込みのラフなスタイルらしいです)
連休以降の宿泊予約状況は満室の日もあったり、なかなか埋まらない日もあったりだそうですが初めて挑む職種の船出は途中にも書いたように期待と緊張の日々だと思います、今は何より広くに知ってもらって先ずは1階の飲食(交流の場を目指したパブのような感じですね)に足を運んでもらうと「こひのぼり」の不思議な雰囲気を感じて楽しんでもらえるのじゃないでしょうか。順調に軌道に乗ることを私も期待し応援しています!
全体を知るには
「こひのぼり」のホームページから。
さあスタート前!オーナーの岡田さん(左)。
棚には
村上千洋子さん制作、
村上茂樹さんプロデュースのこひのぼりクッションとグッズ、もちろん販売中。
オープニングパーティー終了後は皆それぞれ、この日届けたカウンタースツールが機能し始めたかな。
3本脚ハイスツール /SH740
ヨーロピアンオーク(ナチュラル)×ブラックオーク oil塗装
厚さ50mm、φ35ommの大きめの座面がしっかりと体重を支えます。
脚の付け根、鉄の三脚は
noniturn metal design(川口鉄工所)の川口さん制作、
小さなスツールの部品をスケールアップ、3本の長さに変化もつけています。
『COWBELL』はKOMEYA DESIGNの山下くんが作るスマートフォンケース。開発の頃から気になっていたので私も一つ手に入れました。廃棄されるはずのウエットスーツ素材を使って作っているそうで、その質感も良く、パッケージにも書かれている様にフィット感が抜群に良いです!
山下くんとは美大の同級生、共にID(インダストリアルデザイン)を専攻して4年間を過ごした仲、真面目に課題に取り組んだり、そうでなかったり・・デザイナーになるには見聞を広めろとよく遊んだり、よく遊んだり・・だったかも知れません。それでも今思うと基本を学んだという授業はいくつかあり、一つは「環境生態学」という選択授業。80年代ではぼちぼちと耳にする事も出てきた「エコ」と略されていない「エコロジー」(=生態学)という言葉を私はこの授業で初めて認識しました。極端に簡単にすると、雨が大地に降って、川となり、海にそそぎ、太陽の熱で蒸発し、雲になり、また雨が降り・・・そんな循環の理解を深めたところにエコロジー的思考があると、インプットされたように思います。
話は『COWBELL』。
大手企業のインハウスデザイナーを経て今は独立して仕事をしている山下くんは湘南・茅ヶ崎在住、ここはベタな言い方をすると日本のサーファー文化発祥の地、確かに波さえあれば平日でもサーファー天国、しかもファッショナブル。オーダーウエットスーツを作る店も多いのだとか、だけど逆にトレンドを外れた素材は早々に処分となる事は否めないようで、そこに着目した山下くんはその不必要になったカラフルな素材を使ってハンドクラフトの手法で作れるスマートフォンケースを開発しました。湘南の身近な素材を肩肘張らずに使った事に感心。企業が宣伝に使う「エコ」とは違った素直なエコロジー的思考がいいと思う。
COWBEL ストーリー動画
COUBELL 記事
COWBELL 購入サイト
作業中はポケットに携帯が入っていることが違和感で嫌だったので今まではほぼ不携帯、これで ok かな。
フックが2種類。
湘南の皆さんの写真お借りしました。ヴィヴィッドな色もいい。
工房作業中、普段はこんな感じで radiko が音量 max で鳴ってます。木製スタンドは非売品(笑)
でも今日は大事な連絡が何本か入るという日には身に付けとかないと不便だったんですよ。
「大好きな人をブローチにしてみました」というタイトルの村上千洋子さんの個展を観てきました。「よかったです!」という感想。何がとは一言で言えないけれど、一つ一つは手のひらに乗る程の小さなものだけど、ご自分で選んだ大好きな人の顔をひと針、ひと針丁寧に刺繍で仕上げた108人(108組)の顔のブローチは何かとても多くのメッセージを1点ずつが秘めているように感じました。壁面に並ぶ顔を、コルビジェだ、バスキアだ、タモリさん、誰だこれは?という軽い楽しみ方から入って、この人をなぜ選んだのか?いつ出会って、どの部分が好きでどんな影響を受けたのだろう?私も好きな人が多いという事も共感できて作品を好きになった要因だと思いますが、誰だか分からないという人物も多かった事も作者の興味の広さ深さに関心を持ちました。会場の壁に貼られた千洋子さんの挨拶文もなぜこのブローチを作り続けているのか分かりやすく明快に書かれてあります、究極だけを抜粋すると、・・・『感謝』と『敬意』そして『愛』を込めてあると書かれています。誤解も生じる短い抜粋を申し訳なく思いますが、私がシンプルに解釈するとモチベーションの素は『好き』なのだろうなと思います。その人が好き、その人の作品が好き、その人の表現するものが好き、そしてご自分も作ることが好き、何かを表現することが好き、その姿勢がまた出来上がったものによって人を喜ばせたり感動させたりする。我に返りものづくりを生業としている者としてもこの『好き』という純粋な出発点は忘れ失ってはいけないと思うのです。
作者村上千洋子さんと(上)このページであまり自分は出ませんが良い一日だった表現としてアップ!
ご主人の村上茂樹さんと(下)怪しい写真ですが、愛溢れる方です、仲良し!
そして数百枚のレコードを持ち込んで会場の良い空気を作っていました。
もう一つ嬉しかった事。茂樹さんお会いするのがまだ二度目なのに、私が作ったもの数々の写真をH.P.などで見ているうちに頭の中に流れ鳴り続けた音楽があると、CDにしてプレゼントして頂きました。ここは又深く掘り下げたいと思うのですが、形、造形、が音、音楽に変換するという事を初めて経験したように思います。その後毎日聴いています、そう、そんなふうに作っていますと呟きながら。
来週の月曜日11月12日、和&イタリアン「十皿」が大阪にオープンします。オーナーシェフ真野淳さんからの依頼を受けて木のお皿を新しく作りました。店名のとおり10品がそれぞれ作家違いの陶器やガラスなど、順に器を替えて盛付けされ出されるコース料理との事、それぞれのお皿の料理がその日の素材を活かした料理人渾身の一皿となることでしょう。木のお皿も定型を席数分作るのではなく、まさに選んだ素材を活かし、この材料からはこの仕上がりにしかならないと言う味付けを心がけています。今回は料理の盛り方、サービスの仕方などをお聞きして途中からは仕上がり感をおまかせ頂き、木のお皿と言うお題に対して及ばずながらコース料理の一皿分を担うつもりで制作させて頂きました。新しいお店には他にも沢山の新しいお皿が揃えられたことでしょう、また今は真新しい店内ではお客様を迎える仕込みが着々と進んでいることでしょう。真野シェフの新しいスタートをお祝いし「十皿」の発展を楽しみにしています。
材料はチカバノゾウキ(近場の雑木)/淡路島のニレの木を使っています。真野氏は淡路島の出身、食材にも淡路産を多く使うそう。
写真はモノクロにしています、実際の色、質感はお店で料理と共に味わってください!