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主役になる物があると空間は締まりますね。ここでは新しい店内の奥の壁面に据わるオーディオ一式がそれ、そしてしっかりした音響が大きなスピーカーから奏でられ良い空気感を醸し出しています。家具の制作で関わらせて頂いた直営地鶏料理店「穏座 ONZA」さんが11月からオープンです。この店と同じ敷地内に「かしわの川中」を営むオーナーの川中さんはジャズ好きでオーディオ好き、そして一級建築士として以前は仕事をされていたことから今回の店舗工事は自ら指揮を取り、以前とはがらりと雰囲気の変わったお店を作り上げられました。写真では強調してしまいましたがオーディオ機器もこれみよがしでは無く良い音を振る舞う為にここでは程よく、鳥籠と称する椅子席と座敷を区切る千本格子も光を上手く演出しています。打ち合わせの時に頂いた鶏肉はほんと美味しかったですが、お店での料理は私もまだ未体験、第一金曜日に翌月の予約を開始するそうですが一日でほぼ一ヶ月分が埋まるとか、そう聞くと尚更食べてみたいですね。(皆さんも是非予約をトライしてみて下さい)人気店の訳は店作りにも勿論有ると思いますが、何より川中さんの朗らかで大きく温かな人柄にに依るところが大きいと私は感じています。     ウォールナットの無垢板で組んだラックそのものも重たいけれど、これだけ入ると150kg以上? P1170035   P1170032   P1170097   鳥籠の中が透けて光も柔らか P1170065   スピーカーはどの席へ向けても優しい音を届ける P1170037   鳥籠の中では大きな鶏の絵が迎えてくれる、この席芸能人Sさんも来られるとか(内緒!) P1170086   カリブ産の肥松は2m70cmの大テーブルになりました P1170056   P1170103
2018-10-25 | Category: INFORMATION

 

  昨日9日(日曜日)をもって座る・くらべる 一脚展+2018は終了しました。多くのご来場に出展者の一人として御礼申し上げます。また私の繋がりからお越しいただいた皆様、お忙しい中、遠方からも、そして雨続きの天候の悪い中本当にありがとうございました。   今回私が出展の『始まりの椅子』は他正統派の椅子が並ぶ中では当然ながら異質と感じられた方が大半だったと思います。座り心地を追求したのではなく、加工の技術力を見てもらうものでもなく、アンケート用紙を片手に自宅にはどんな椅子が良いかと座り比べて頂いた方には論外の感はありましたが、来場者のわずか数パーセントの方は何かを感じて頂けたかなという実感もありました。それは「木」「樹」そのものと言うような事か、そこから「自然」「生命」・・と繋がってと言う事もあったのかも、知れません。まだ全に目を通せたわけではありませんが、アンケートに思いの外沢山コメントを残してい頂けたことにも感謝、気になった一言をいくつか書き出すと「精神の統一に向き」、「存在感が私の心に響きました」、「お話にできそうな」、「木に包まれた感じが気持ちよい」、「少し窮屈」、「子供にぴったりのサイズでした」、「他にはない、木から出来ていることに改めて気付く」、「一日一回座ると元気が出そうです」等々まだまだありますが読ませて頂くほどに「始まりは」次に繋がります。最後に書き出したものなどは本望で嬉しいですね、そんな目的も一つ、設置希望の方募集します。また大人には窮屈という声も多かったのは確か、それはこの丸太の大きさからは限界で、次は更に大きな樹にも臨みたいものです。「樹」の提供者も合わせて募集しております。     P1160689   P1160698   P1160811   始まりの椅子       始まりの椅子・文章  
2018-09-10 | Category: INFORMATION

 

今日は竹中大工道具館へ一脚展の搬入日、神戸まで往復してきました。今回の出展者は15名、参加が2回目の私は以前から知る人、初対面の人いますが、各自が順次搬入に現れて挨拶交わしながら会場作りをし概ね夕方までには準備が整いました。一脚展の椅子15脚は中央に、それを囲む様に各自の展示が数点ずつ広い会場に並んでいます。   私は一脚展の方は少し大胆に、個人のブースの方は今皆さんに観ておいて頂きたいものを持ち込みました。一見関連のない様な数点の展示ですが私の中には一定のテーマがあり、会場でお会いできた方とはお話しできればと思います。ただ会期中淡路島の工房では納期を気にしながら制作を進めているので神戸で在廊できるのは9月2日、9日の二回の日曜日のみ、お会いできなかった方には感想も厳しい評価もまた後日聞かせていただければ幸いです。   会期は8月28日〜9月9日 竹中大工道具館へのアクセスはこちら   P1160876   会場準備中 P1160885     P1160896   会場ホールの周りは緑豊かな庭が広がり、この敷地の北隣は新幹線の新神戸駅です。 神戸在住の方も知って驚く立地かもしれません。 P1160887
2018-08-27 | Category: INFORMATION

 

新神戸の竹中大工道具館の1F ホールは広く、明るく、緑が見えて気持ちの良い空間。ここで8月28日から9月9日まで開かれる第八回となった一脚展に参加します。今年のテーマは『シコウの椅子』、この「シコウ」に漢字を当てはめると様々な意味になります、実行委員会は良いテーマの設定をしてくれました。さて私もじっくりと「思考」して、しかし短期間で勢いよく出展用の椅子を作りました。「私考」を思い切って形にした問題作だと自覚していますが問題提起もできればいいと考えています。材料には近年個人的なテーマである『チカバノゾウキ』/近場の雑木を使って今後の「指向」を「試行」したとも言えます。 何が言いたいかよくわかりませんね、会場へ足をお運び頂きどんな「シコウ」かを感じていただければ幸いです。一番しっくりくる「シコウ」の漢字は会場で。   一脚展の後にある+(プラス)は出店者15名の個人展示がプラスして他にもあるという事、このスペースに私はお客様に納めて既に個人所有となったものを含む、普段現物を見て頂きにくいものを展示しますので合わせてご覧下さい。ご来場お待ちしています。   スキャン 1   スキャン 2
2018-08-16 | Category: INFORMATION

 

New C2 armchair

2018-07-12
Cozy 2 アームチェア   「ゆったりと座る、長く くつろいで座るために」   w560 × D530 × H760 / sh430 ※ 寸法は計測方法により誤差を生じます、また予告なく変更する場合があります   フレーム/ウォールナット材・オイルフィニッシュ 座、背/本革張り(色選択可)   価格/¥102,000(税込¥110,160) ※ 受注制作 P1150981   P1160003   P1150999   P1160023     某食品メーカー・重役会議室 納入例 P1160065   P1160078
2018-07-12 | Category: INFORMATION

 

先週の大雨をやり過ごすうちに会期の半分が過ぎて残り5日となっていますが、現在 HIRAMATSUGUMI/ヒラマツグミの新しいギャラリーで「島の十皿」のイベントにまつわる器が展示されています。陶芸家たちの器に並んでアトリエKIKAの木のお皿も展示中。島の雑木、近年集めているチカバノゾウキ(近場の雑木)を使ったもので、他少し椅子やスツールなども並んでいます。以前は洲本の商店街の中にあったヒラマツグミの233ギャラリーは一変して洲本市中河原の田畑の風景が長閑な中に現れる大きな建物、中に入るとこんな場所にこんな空間があるの?という気持ちの良いところです。カフェも併設されているので是非この機会に足をお運びください。   展示(販売)会期は7/14(sat.)まで 36580745_1277947459002472_5331390978093744128_n   36544854_1277976735666211_8956902297191841792_n     P1160651     36604925_1279033412227210_753266602916446208_n   36538070_1277976672332884_2739064935748206592_n   P1160655
2018-07-09 | Category: INFORMATION

 

先月取材を受けた記事が載る雑誌が今日届きました。タイトル「兵庫で見つけたデュアルな暮らしかた」という16ページの特集の中の見開き2ページが我が家、家族のこと、アトリエKIKAとして仕事のこと、などここ洲本市での生活ぶりが紹介されています。特集の趣旨としては明石海峡を挟む4市がその土地の魅力や住み方を発信して移住プロモーションをするという事なのです。なのでそれぞれタイプの違う4人が紹介されていて、私達が一番その生活が長い家族です。ここ洲本市五色町に移り住み今年で18年、「いかがですか?」と問われると「いいです!」それはどこの土地でも長も短もあると思いますが、短所を見だすときりがない筈で、長所を見つけて上手く使って生かして今後も生活していきたいものです。デュアルな暮らしかたってかっこいい表現ですね、中でも我が家に限っては明石海峡大橋渡って更に鳴門海峡大橋も渡って行ったり来たり、ばたばたですわ! 家族写真もありで是非皆さんに見て頂きたいと思います、どうぞ書店で手に取ってご覧下さい。   Discover Japan 2018 7月号/枻(えい)出版社 P1160458   P1160460
2018-06-06 | Category: INFORMATION

 

フランス語読みはスィ・チュ・ヴ かな?Si Tu Veuxはフランスはじめ海外の子供服を扱う神戸のお店。25日に三ノ宮の神戸市役所、東遊園地近くに移転してリニューアルオープン、皆さん是非訪ねてみて下さい。 ショップオーナーが高校の同級生である事、 その娘さんが内装をデザインした事、 その彼女と今回ハンガーラックを作った事、 お店が入る日本真珠会館が1950年代のもので魅力的な事、 24日のプレパーティーでは友人知人に多く会えた事、 記事になることは沢山ありますが先ずは今日25日からのオープンを私からもお知らせ、 そして「おめでとうございます!」 次回は上から3番目の事、ハンガーラックを紹介します。         スキャン 1のコピー スキャン 2のコピー
2018-04-25 | Category: INFORMATION

 

長らく休止していたC2アームチェア、作る方法を変えて、また若干の線の使い方や素材を変えて新たに制作しました。ゆったりと幅の広い座面と背は更にクッション性を考慮した内部材に変り座った時の心地良さをより感じていただけると思います。フレームの断面は四角の連続ですが、手に触れるアーム部分は当たりを優しく、シャープに見せたい他の部分は丸みを控えて、手加工の割合を増やす事でフレームの手触りなども座った時の心地良さに繋げたいと考えています。今回制作分はウォールナットoil仕上げのフレームに革はセミアニリン仕上げのキャメル色でしっとりとした上質感があります。張り作業は桧皮椅子店の桧皮さん、一部難しい箇所もあるこの椅子を上手く張り仕上げて頂きました。そして今週の納品に間に合い待機中、寸法、価格は又あらためて紹介いたします。   P1160045 P1150731 P1150733 P1150738 P1150749 P1150752 P1150754 P1150795 P1150797 P1150970
2018-04-23 | Category: DIARY, INFORMATION

 

一昨日の日曜日、アトリエKIKAとしては初めてのワークショップを開催、無事参加者の怪我などもなく終了しました。感想は『楽しかった』と一言で書きたいです。私たち制作者はふだん作業場で、工房で、概ね皆難しい顔をして黙々と注文の品や作品作りに取り組んでいるのですが、時折大変だった工作の成功にニヤリとしたり、良い出来栄えにほくそ笑んだりしているのです。今回は屋外が会場だったという事もあり、参加者の皆さんは和やかに開放的に作業できたと思いますが、普段慣れない硬い木との格闘の時はかなり難しい顔で真剣になり黙々と作業していました、しかし脚を打ち込みもうすぐ形になる、そして完成!という時には満面の笑みになり、自作のスツールを愛でていたように思います。これは私たちからすると普段の仕事の短縮形、それを一日に何度も味わえて、何より皆さんとその感覚を共有できたことが良かった、楽しかったことなのです。こちらの自己満足ではなく参加された皆さんがそれぞれに、手を動かして、アイデアを盛り込んで自分でものを作った楽しさを味わってもらえたのではないかと思います。一つ目的は達成です。しかし初回故の不慣れ感もあり戸惑った方もおられたかもしれません、又もう一つ大きなテーマ「木はいいなぁ」は伝わったでしょうか。今後も内容の改善をしながら次回につづく。     朝11時を待ちきれず、少しフライング気味に開始時からにぎわいました! 天気も良し! IMG_9169_preview   サンプルを見ながら さらに個性的に! IMG_9172_preview   座面の革張り鋲打ちも難なくこなしました 見事でした! IMG_9183_preview     完成品チェック 四角い栗板の座面が個性的です! IMG_9190_preview   いい脚と座面の組み合わせ選びました、芸術家です ピース! P1150587   淡路島からの参加ありがとうございました、鋲の打ち方にセンスあり!服とのコーディネイトも流石! P1150589   三者三様 / 同じものは全くありませんでした みなさんの個性! P1150586   ケヤキで凛としたスツールができました いいですね! IMG_9167_preview     このワークショップの企画者浜仲氏 規格外を企て中! IMG_1477   お母さんの頑張りにつられて 途中からますます興味が湧きました 塗装は僕にまかせて! IMG_1491   6時間(最長)かけて二脚のスツールを仕上げ皆の拍手が湧きました お疲れ様でした! P1150597 2   広告代理店の秋山さん、最後までどうもありがとうございました 焙煎士の向井さん、美味しいコーヒーとチョコどうもありがとうございました ハワイから旧友の西堀くん、京都マラソン3時間9分で走った後、駆けつけ片ずけ搬出まで手伝ってくれてどうもありがとうございました(スーパーマン) オスモの中務さん、協賛、応援、会場中に気配りしていただきどうもありがとうございました 徳島から鉄脚の川口さん、遠方から応援どうもありがとうございました Noteの浜仲さん、今回のWSを全面的に企画、細部の事務諸々、どうもありがとうございました 子供の送迎の為早退して写真に写っていない妻共々、参加者の皆さん、協力いただいた皆さんにお礼申し上げます ワークショップは更に良い形になるよう研究をして少しずつ続けて行きたいと考えています   P1150599  
2018-02-20 | Category: DIARY, INFORMATION

 

ワークショップは明後日となりました、今朝の新聞には折込チラシが入っていたはずです(阪神間、北摂地域など)淡路島ほか遠方までは届きませんが、こちらのページ、また前回までのブログで内容、時間などご確認の上どうぞ参加しに、遊びに、また作品展示販売も行っています、ぜひ皆さん西宮北口へお越しください!   ワークショップチラシ2/16分   ワークショップチラシ全体   こちらは作品展示として持って行く「3本脚のスツール/淡路島の木」 皆さんも想い想いのものを作ってみて下さい。 IMG_0787
2018-02-16 | Category: INFORMATION

 

今週末ワークショップで作る三本脚のスツールも完成の感じが分かるようにサンプルをいくつか用意しました。それでも材種を多く用意した座面と脚は皆さんに自由に組み合わせを選んでいただきますから出来上がるものはそれぞれ違ったものになるはず、どんな雰囲気に仕上がるのか、何材が人気なのか、今回私たちも楽しみにしています。写真の材はまだ全てではありませんが、これを見て参加してみようという方は少しイメージを持って見てください。すっきり上品なものからワイルドなものまで様々なものが出来上がると思います。そして座面の成形や、磨きの手作業を頑張ってみて下さい、参加してみてどうしても難しいという方はお手伝いもしますのでお気軽に是非どうぞ。   P1150558   P1150563 座面の革張り材、布張り材は(別売)オプションとして用意しています。こちらも革や生地の種類が多いので迷うかもしれませんが、綺麗に張れるようにトライする価値はありです。 P1150569   P1150572 徳島の川口さんから鉄の三脚が届きました。このキットにはなくてはならないパーツ揃いました。 P1150578 今回の目玉部材/ケヤキの枝脚。自然のままの姿を使うので伐採された適当な枝がある時だけ、毎回用意できるわけではありません、8セット分ありますが人気となりそう、お早めに! P1150580 2月18日、ワークショップについてのお問い合わせは e メール:info@kitajimanobuyuki.com 又はTEL/FAX : 0799-32-1515   まで。
2018-02-13 | Category: INFORMATION

 

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