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大晦日の夕方のこの時間、毎年一年に起こったことを振り返ってみると、今年は「この」年だったなと言う印象的な事やテーマが一つ頭に浮かぶのですが、今年はどうも「これ」とは絞れない。密度の薄い年だったと言う事ではなく、逆に追われるように次々と制作をこなした例年以上に忙しかった一年と言う印象です。忙しさの結果はデータの集積ともなるので、これを今後に活かしたいと思いますが、幾つか、んっ、あれっ、と思うデータ?もあります。課題が見つかったと言う事です。それをポジティブに捉えて来たる新しい年に向かいます。 2020年は東京オリンピックも有り、日本は大いに高揚感に包まれる時期もあるはずですが、大きく何かが変わる、価値観も変わる、起点の年となるとも感じます。 我々制作者も普遍性と時代性、そんな事も考えながら、自身の課題も合わせながら、ただただ真摯に今作るべきものを作っていきたいと思うのです。   今年も皆様本当にありがとうございました、良い新年をお迎えください。 2019 . 12 . 31     IMG_0863
2019-12-31 | Category: DIARY

 

Dining Room

2019-12-30
新築のお宅にダイニングセットが納まりました。十分に時間を掛けさせて頂いて、テーブル(2m40cm×90cm)、アームチェア×2脚、アームレスチェア×4脚、を順次届けさせて頂きました。年末、年始のご家族の集まりにここが楽しい団欒の場になればと思います。テーブルの上がいつもすっきりとする様にと、ご依頼頂いたサイドワゴンが唯一間に合わず新年のお届けとなりますが、仕上がりまでもう一息、年内目一杯制作します。   Dining Table /ウォールナット材(天板・2枚ハギ合わせ仕様) Chair/ ウォールナット材、張り地  kvadrat /sonar テーブルは材種、形状、細部デザインはお打合せに依ります。 椅子張り地等も幅広い中から選択可、制作はその段階から始まります。 P1190205 P1190222   P1180932   P1180930   P1190214   P1190216   2020 .1 月 年が変わってサイドワゴンもお届けできました。 テーブルの上のいろいろが片付くよう、引出しと可動棚付き。テーブルの脚横から天板の端までに収まるサイズで制作。   P1190276   P1190268
2019-12-30 | Category: DIARY, INFORMATION

 

アームチェアをもとにアームを外し座り方に自由度を持たせました   日々の穏やかな食卓 友人とくつろぐ楽しいひと時 レストランで美味しい料理を前に 書斎机で一人沈思黙考   ゆったりと心地よく、テーブル、デスクに向かい座る為に   樹種/仕上げ   ウォールナット/オイルフィニッシュ 座・背クッション/布張り 別仕様注文承ります   サイズ     w 546 . d 590 . h 870 (sh 440)   P1190145   IMG_2452   P1190177 2   P1190175   P1190180   P1190193   P1190159   IMG_2401   IMG_2407
2019-12-26 | Category: INFORMATION

 

日々の穏やかな食卓

友人とくつろぐ楽しいひと時

レストランで美味しい料理を前に

書斎机で一人沈思黙考

 

ゆったりと心地よく、テーブル、デスクに向かい座る為に

 

樹種/仕上げ  オーク(ブラックオーク)/ オイルフィニッシュ

                                ウォールナット / オイルフィニッシ

        座・背クッション / 布張り

        別仕様注文承ります

サイズ     w 665 . d 590 . h870 (sh 440 )  背/A ・Bタイプ共

  P1180677   P1180678   P1180714   P1180729   P1180748 2   P1180957   P1190070     P1190085 2   P1190105       IMG_2258   IMG_2255   IMG_2257
2019-12-03 | Category: INFORMATION

 

10月27日(日曜日)をもってcall(コール)での作品展示を終えました。今回、東京では初めての出展となりましたが、多くの来店者の方々に見て頂き、椅子は座って頂くことが出来ました。DESIGNARTのイベントを目指してお運び頂いた方、callのお店やカフェを訪ねて展示に出会った方、いずれの場合もある今回の出展は、より幅広く多くの新しい出会いの機会となったと感じます。その出会いに感謝し、ご来店頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。     スパイラル 5F  call(コール)はミナ ペルホネンが提案する心地よい暮らしのためのお店、エレベーターホールから店内、カフェ、テラス、会期中の雰囲気を少し、写真でご覧ください。   IMG_2002   IMG_1892     IMG_2050   IMG_8706   IMG_8681   IMG_8562   IMG_8668   IMG_8690   IMG_1905   IMG_1887   IMG_8570   P1180899   IMG_2035 IMG_1883   IMG_1984   IMG_8693   IMG_1987   IMG_1989   IMG_2018   IMG_2022   IMG_1885   IMG_1996   IMG_2060   木華 ・ みんなの椅子/展示用 木華・みんなの椅子は制作後6年となりますが今回は東京でまた多くの皆さんに座って頂きました。そして何かを感じて頂けたでしょうか。   写真は少しにしますが、ここでの皆さんとの対話はいつも良いものです。   義姉と甥が静岡から訪ねてくれました。 IMG_2007   友人から友人、その友人、知人、どこまでも繋がる気がします。 さっき出会ったその人のその先も。 IMG_2031
2019-10-31 | Category: DIARY, INFORMATION

 

DESIGNART/デザイナートの会期も中盤に差し掛かってきましたが、私は淡路島に戻り、工房ではオーダーを頂いているダイニングテーブルの制作を急いでいます。   今回の展示は今年出来た新作の椅子、定番にしている椅子、以前に作った大きな椅子、お客様のお宅から借り出したテーブルなど。 どれも今見て頂きたいもの、今まで全力で取り組んだもの、そして今後の布石となる制作なのです。   会期中どっぷりと会場に居て皆さんにそれぞれのものをプレゼンテーションしたり、新たな出会いを楽しみにしたいところですが、制作の進行とも両立しなければいけません。 ただcall(コール)お店スタッフの方々は熱心に私の制作への理解を深めて頂いているので、とても丁寧に案内して頂けます。私が在廊して居ない間もお時間のある方は是非お運びください。   次回在廊は10月26日(土曜日)、27日(日曜日、最終日)   以下の媒体に掲載されていますので案内としてご覧ください。   ▶︎ 表参道&原宿のWEBメディア/OMOHARAREAL   ▶︎ CASA  BRUTUS    WEB版   ▶︎ DESIGNART  公式サイト/展示作品一覧 ⇨ 表参道 ⇨ サムネイル     image4 2   P1180905   スクリーンショット 2019-10-21 22.16.53     スクリーンショット 2019-10-21 22.05.24          
2019-10-21 | Category: DIARY, INFORMATION

 

今週末10月18日からの会期が近づいてきました。DESIGNART/デザイナートのブックやマップも用意されて、オフィシャルサイトも今日アップされました。27日までの10日間をとても楽しみにしています。   オフィシャルサイト・告知ページをご覧ください。/  日本語 –  ENGLISH   在廊日/10月18日(金曜日)19日(土曜日)・26日(土曜日)27日(日曜日) minä perhonen が提案する心地よい暮らしのための店「call」にてお待ちしています。   DESIGNART  TOKYO 2019  ウェブサイトtopページ     スクリーンショット 2019-10-15 23.51.26    
2019-10-15 | Category: INFORMATION

 

お届けの直後、ご主人がこれが入れたかったのだとワイングラスを早速棚に並べてくれました。「まだまだ入るな」とコレクションのこれからを楽しみにされている様子です。グラスの大きさやサービスする天板の高さを打ち合わせして作った、ワインを楽しむためのリビングボード、ご夫婦の思いを形にしました。最初はダイニングテーブルと椅子、後ほど椅子を二脚追加され、そして今回この収納をオーダーして頂きました。家具が増えていくのですが、今回のリビングボードも「もとからここに有ったよう」との感想を奥様がつぶやかれて、制作者は喜び安心しました。インパクトを与える制作も時には必要ですが、今回はまさにこの部屋に馴染むものを意図して作ったのです。   P1180858 2   P1180878   P1180865   P1180875 3年ほど前から使って頂いている椅子は木部も革も良い艶になっていました。 P1180882
2019-10-14 | Category: INFORMATION

 

この度、台風19号の影響で被害を受けられた地域の方々に謹んでお見舞い申しあげます。 一日でも早く復旧し日常を取り戻される事をお祈り申し上げます。   今日、我が家は朝4時に起きて洲本市内の千山に登ってきました。家族4人、日常を過ごしているわけですが、息子たちの成長と共にそれぞれが自分のするべき事に忙しくなり、顔を合わす時間や会話の時間も少なくなり、それが悪いわけでもなく、しかし良い事でもなく、少し淀む空気も感じられ、そこで少しリセットできたらと思い以前にはよく行っていた「山登り」となったのです。昨夜のラグビー日本代表の爽快な勝利を見届けて早寝し、早朝からスタート。とは言え往復3時間もあれば十分な山なんです。私は少しスッキリしました、皆はどうなんだろう、9時頃からは又それぞれの時間に戻りそれぞれの日常を過ごしています。   IMG_1772
2019-10-14 | Category: DIARY

 

10月18日〜27日 − 東京の街全体がミュージアムになるデザイン&アートフェスティバル、DESIGNART/デザイナートに出展します。   atelierKIKA 北島庸行は minä perhonen の南青山スパイラルのお店 call にて展示をする運びとなりました。 本日告知をして頂きましたので、本人の案内に先立ってこちらをご覧ください。   ミナ ペルホネンHP/ https://www.mina-perhonen.jp/news/201910/04_1/ call インスタグラム/ https://www.instagram.com/p/B3LyPJLpVN0/
  スクリーンショット 2019-10-04 18.46.35
2019-10-04 | Category: INFORMATION

 

共同開発に取り組むというのは初めての機会です。仲間うちでも他の工房と共同で何かを作ったという話はあまり聞かないので珍しい取り組みなのでしょう。今年の一脚展のプラス企画の為に即興的に出来たチームは誰に強制されたわけでも無く自然と手を挙げた3人が一つの折りたたみ椅子の完成まで知恵と労力を共有しました。   メンバー紹介をしてみましょう。(年齢の若い順に) 関野央也(Tenon) 村上剛(MURACO) 北島庸行(atelierKIKA) 関野さんは一脚展メンバー(15人)の中でも唯一の平成生まれ、その若さに反して椅子に関する知識は豊富、制作においてもディティールへの強いこだわりを持っています。『若き椅子マニア』は今後も頼もしいです。 村上さんは、東京の工房ウッドユウライクカンパニーで工場長を務めた後、共に働いていた奥様と独立、言葉数は少ないですが『寡黙な実力派』、ささいな指摘が的を得ていて、その呟きを聞き逃せません。 最後にわたし北島は、見た事の無いもの、作ったことの無いものには今だにトライしたいと制作を続けていると言えます。   『 』内のキャッチフレーズは私が勝手に付けたもので2人には承諾を得ていませんが・・、個性も違い、年齢の幅も大きく、それが結果的に良いバランスとなって一つの椅子を完成に持って行けたと感じています。   さて、KOBE Folding Chair/神戸フォールディングチェア は説明すべきところが多々ありますが、先ずは添付したキャプションを読んでください。神戸の軽快な街の暮らしに想いを馳せて開発し、Made in 兵庫のフォールディングチェアとして広くに発信したいと考えています。展示会までに完成したとは言え、まだまだ改良し細部のマイナーチェンジを行っていけば、椅子としても熟成され更に良くなって行く箇所も3人は見つけています。また座面と背の仕様も布張りや革張りになると表情が全く違うでしょう。一脚展を終えひと段落しましたが、もちろんチームは解散していません、当面各工房に1脚づつ椅子がある状態にしていますので実物に触れ、座って、また折りたたんで、使い勝手を確かめてください。使ってみたいとの声は大歓迎です。   動画はこちら!     IMG_1446 スキャン 1   IMG_1342   IMG_1340   IMG_1358   IMG_1375   IMG_1364   IMG_1537.jpgカラー
2019-09-22 | Category: DIARY

 

一昨日9月16日をもって座る・くらべる一脚展+(プラス)2019は終了しました。今年も多くの来場者に私達の展示を観ていただく事ができ嬉しく思います。ご来場ありがとうございました。   一脚展というのはある意味変わった展示会です。普段から椅子や家具、木工製品を作って生業としているメンバーが集まり展示会を企画し開催しているにも関わらず、会場には価格表示がありません、商品である椅子に惜しみなく座っ頂き、何度も座って、比べていただくことを目的としています。それは一年に一回会場に足を運んでいただいた皆さんに生の声で意見を聞く場と考えているからです。私は更に、一年に一回でも数年に一回でもと、来て頂けそうな知人友人に案内を出して、椅子の評価だけでは無く、互いの仕事の話、近況報告までできれば尚良いと考えています。それは旧交を温めるだけに留まらず、ふと違う世界が見えたり、制作に思いがけない切っ掛けを与えてくれたりするものなのです。来て頂いた人には逆に日常とは違う世界を垣間見て少しでも何かを感じてもらえればそれがささやかなお土産かなと、勝手ながら納得しています。最終日には多くの知人が会場に足を運んでくれました、また初対面の方とも、一日中話し続けて、夜帰宅した時には声がかすれていました。多くのエネルギーを頂き感謝、お礼申し上げます。   IMG_1531 2 IMG_1606 最終日には胸のブローチ(村上千洋子さん茂樹さん作)とダブル北島でみなさんを迎えました・・。     IMG_1439        
2019-09-18 | Category: INFORMATION

 

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